悲しみは続く、それでも生きる
久しぶりに大雨。
本日公開の「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を鑑賞。
途中、嗚咽が漏れるのをこらえる程に泣けた。映画が終わった後、目がパンパンに腫れる。
孤独は、瞬間的に中和することはできても、そこから逃れることはできない。
本質的には人は皆孤独かもしれないが、それに気づかず生きている人もいるのか。
ただ、気づかざるを得ない出来事に遭遇してしまった人は、その後はもうずっと、上手く付き合いながら生きるしかないということなのかもしれない。
リーがパトリックに今後の生活について話す中シーン…悲しすぎた。
映画館を出た後、「寝ちゃったよ〜笑」とにぎやかに話す中年男性有り。
そうだよね、単調だよね…と共感もしつつ、
彼と自分の何が違うのか思いを巡らせる。
映画を観られる金曜は、幸せ
GW明けの一週間をなんとか乗り切り、ようやく金曜。疲れた…。
夕方まで仕事で不愉快な思いをしていたが、それが全て払拭された「ムーンライト」鑑賞。
役者が全て素晴らしい。
映像も無駄がなく美しかった。
シャロンの寂しさを思うと、胸が詰まる。
この映画を面白いと思わない人も多いだろうな…となんとなく思う。
でも、私は好きだ。
ケヴィンのような存在を心に持てる人はどれほどいるだろうか。
持てない方が、幸せなのかもしれない。
連休中の小旅行
連休中、ピカピカの快晴に恵まれた日に、島へ。
のんびりバスに揺られたその先は、海。
美術館に行ったり、カフェでカレーを食べたり、のんびり歩いて散歩したり、いちごクレープ食べたり。
強い陽射しと海風にたっぷりさらされて、
帰りの船では疲れきって熟睡だった。
ミネルヴァの梟
一日中、快晴。
陽射しは強く風は涼しく、この時期らしく爽やかな日曜日だった。
家にいるのがもったいなくて、午後からは近所に散歩に出掛けた。
日曜日だから、とタリーズコーヒーでパンケーキを食べる。
昨日もメロンパン食べたけど…。休日はセルフコントロールが効きづらいな。平日の仕事の反動か、自分に甘くなる。
GWに太らないように気をつけなくては。
パンケーキのお供は、村上春樹のインタビュー集。
個人的には、村上春樹の作品以上に本人の語りが好き。
この人、本当にこの感じなんだろうか。
当初はメディア用の顔かと思っていたが、あらゆるエッセイ(随筆?)やインタビューを読むにつけ、本当にこのままなのかなと思えてきた。
素敵すぎる。
体を動かす
昨年秋から始めたヨガ。
スタジオの雰囲気や通いやすさから、しばらく集中的に取り組んでいたけど、最近は足が遠のいていた…。
飽きっぽさが、ここでも。
でも、今日は時間があるし、一念発起して久しぶりにスタジオへ。
スタジオの入っているホテルのロビーは
いつもほんのりアロマが焚かれていて、
この空間も、ヨガにはまったきっかけだったなと久しぶりに思い出した。
(写真が、そのロビー)
ヨガは、昔も何度かトライしたけどその時はあまりその魅力を感じられなかった。
当時は呼吸のタイミングがわからず集中もできず、レッスン中落ち着かなかったことを覚えている。
だが何故か、昨年秋に始めた時はすごくしっくりきて、受け手のコンディションも影響するものなのだなと思った。
年齢を重ねたことで、心を抑えて客観的に自分に向き合うことができるようになってきたのだろうか。
今日は久しぶりだったから、やや安定感がなかったけど、終わった後はスッキリ。
肌寒かったけど、夜道をゆっくり歩いて帰宅した。
帰り道においしそうなパン屋でおいしそうなメロンパンを衝動買い…そして帰宅後完食。
いい1日だった。
久しぶりの映画鑑賞
半年程、映画から遠ざかっていたが、久しぶりに劇場にて観賞。
やっぱり映画って素晴らしいなと思えた作品、「T2 トレインスポッティング」。
退廃的で、だらしなくて、でもクールな彼らは20年後も変わらない。監督とキャストの圧倒的な実力を感じた続編だった。
音楽も素晴らしく、この一週間、何度もyou tubeで見返した。
いい映画に出会える幸せは、他の何にも替え難い。
DVDやオンラインでリーズナブルに映画を観ることができるようになっているけど、
個人的には映画館で払う1,800円は惜しくない。
創造者たちに、しっかり還元されますように。
明日からGW、また映画を観よう。